ポリカーボネートはサンルーム・テラスの屋根に最適!数々のメリットを解説   

テラスは、リビングなどから延長された屋外のスペースです。屋外でくつろぐための場所としては最適で、デザインもさまざま。バルコニーやベランダを屋上テラスとして活用したり、カーポートに「テラス屋根」を設置したりすることも可能です。今回は、テラスをリフォームする際におすすめの素材を紹介します。




■テラス・サンルーム・カーポートの屋根はメンテナンスが大変!


テラスやサンルームは、もともと利用していなかったスペースに設けることで、空間を有効活用することができます。家族の憩いの場としてはもちろん、お子様・ペットの遊び場や、洗濯物を干すスペースとしても役立つでしょう。


このように、テラスのメリットは非常に多い一方、メンテナンスが大変というデメリットもあります。中でも手間がかかるのが、テラスの屋根部分です。テラスは屋外にあるため、常に雨風にさらされており、日々ダメージが蓄積していきます。屋根は特にダメージを受けやすい部分なので、定期的なお手入れが欠かせません。

基本的には落ち葉や埃を落とし、中性洗剤で洗うだけでいいのですが、テラスの屋根は高い場所にあります。そのため、どうしても面倒に感じて、お手入れをさぼってしまう方が多いでしょう。長期間放置すれば、汚れがこびりついて落としにくくなったり、金属製の部品が錆びてしまったりする可能性が高くなります。


さらに、排ガスの多い幹線道路沿いや、台風の通り道になる地域では、よりダメージを受けやすくなるでしょう。雪国であれば、屋根の雪下ろしもしなければなりません。錆や強風、雪の重みによってテラスが倒壊してしまうこともありえるため、日々の点検が大切です。




■ポリカーボネートは耐久性・安全性が抜群!


テラスやカーポートのメンテナンスを簡単にするためには、耐久性に優れた屋根材を使う必要があります。そこでおすすめなのが「ポリカーボネート」です。かつての主流だった塩化ビニルやアクリルに代わって、近年では広く使われるようになりました。


ポリカーボネートのメリットは、軽量で透明性が高いにも関わらず、非常に頑丈であることです。その耐衝撃性は、アクリルの約40倍・硬質塩化ビニルの約20倍というスペックを誇ります。台風などで飛来物がぶつかっても、簡単に割れることなく家を守ってくれるのです。


また、熱伝導率がガラスの約1/5と小さく、断熱効果も抜群。耐熱性や耐寒性にも優れているので、真夏の強烈な暑さや冬の厳しい寒さの中でも、変形せずに機能を維持できます。加えて耐火性能も高く、建築基準法で規定された「防火地域」にも使用できるのです。防災・防護・防犯など、あらゆる分野で役に立つ素材といえるでしょう。


さらに、これだけの性能を持ちながら成形・加工しやすいのも大きなメリットになります。どれだけ性能が優れていても、自由に加工できなければ理想的なテラスは作れません。ポリカーボネートなら、こだわりを最大限に反映させたテラスを作ることができます。テラスやカーポートの屋根の素材としては、最適といってもいいでしょう。


数少ないデメリットは、アルカリ剤や有機溶剤に弱いことです。これらの薬剤に触れると劣化してしまうため、お手入れは中性洗剤で行いましょう。また、高温多湿の環境にさらされると「加水分解」を起こし、変色・劣化

してしまうこともあります。


もっとも、大抵の製品は表面にコーティングが施されているため、これらの条件下でも簡単に劣化することはありません。定期的に簡単な清掃を行うだけでも、長く使うことができます。また通常ポリカーボネートは屋根のみの使用となり、出入口の引戸等のサンルームのサッシにはガラスを使用します。その他詳しいスペックを知りたい方は、ぜひ一度弊社までご連絡ください。


埼玉県さいたま市の高山ガラスは、さまざまなエクステリアの施工を手掛けています。テラス、サンルーム、カーポート、さらにはフェンスやウッドデッキまで、あらゆる場所の工事に対応可能。豊富な経験と知識によって、快適な居住空間作りをお手伝いします。見積もりは無料で行なっておりますので、お気軽にご相談ください。